こんにちは!アラフォーワーママのなおみです。
両実家とも遠方で、親に頼らずにフルタイム共働きをしています。
おそらくこの記事を見にきたあなたは、
実家が遠方で頼れず、仕事と子育てを両立できるか不安…
と思っているのではないでしょうか。
実家が太いワーママ、めちゃくちゃうらやましいですよね…。
保育園のお迎えに行ってくれたり、
気分転換に外食に連れて行ってくれたり、
おかずを作り置きしておいてくれたり。。。
でも、頼れないものはしょうがない!
夫婦で協力すれば「共働き×子育て」は無理じゃない!
この記事では、実家に頼れないわが家の乗り切り方を紹介しています。
記事の最後には、仕事が忙しい男性に考えてもらいたい、ワーママなおみのつぶやきも。
ぜひ最後まで見ていってくださいね♪
共働きの子育ては、ママひとりでは無理ゲー
仕事も子育ても、それ単体だけでも難しいものですよね。
それなのに「共働き×子育て」となったらそりゃもう…😱
先進国の中でも、日本人男性は労働時間が長すぎて、家事育児の時間が少ないというのはよく知られた話。
そうすると女性ばかりに負担が偏るのは当たり前なわけで。
女性に「産め」という前に、男性の労働時間を短くしてくれ!
子どもがふたりになってからは、共働き子育てがしづらい日本の社会構造を本気で呪うようになりました。
こんなワーママは体壊すかメンタル病みます
共働きと子育てを両立するには、能力じゃなくて環境がめちゃくちゃ大事なんです!
あなたが次のような環境に置かれていたら、共働き子育ては無理ゲーです。
- ワンオペ
- 夫の帰宅が遅い
- 実家・義実家が遠方でサポートしてもらえない
- 通勤時間が長い
- 保育園が遠い
- 自分がリフレッシュする時間がない
- 子どもが手のかかる性格
半分以上当てはまっていたら、近い将来、体壊すかメンタル病んでしまいます。
これね、フルタイムだろうが時短勤務だろうが関係ないんですよ。
女性に負担が偏りすぎてます。
無理なものは無理、つらいものはつらい!
わたしの同僚でもワンオペに限界が来て体調を壊し、休職してるワーママがいるんです。
そのワーママは、保育園〜小学生の子どもが3人いて、夫は単身赴任中。
夫が単身赴任になって3か月後に突然会社を休み、それから来なくなってしまいました。
ワンオペ→体かメンタル壊れる→休職
この流れ、わたしの会社で何人も見てきました。
ほんとに胸が痛くなります…
共働き子育てがうまくいってる家庭って?
わたしの職場の女性は3分の1くらいが保育園児をもつワーママなんですが、
余裕そうなワーママはやはり環境に恵まれていますね。
- 夫の帰宅が早い
- 夫と家事育児を分担できている
- 会社・保育園が近い
- 実家・義実家が協力的
わたしが住んでいる地域は地元志向が強く、結婚しても実家の近くに住んでいる人が多いです。
職場でも「実家が太い」ワーママが多いんですよね。
じいじ・ばあばが保育園にお迎えに行ってくれて、ごはんも食べさせておいてくれるんだとか。
ワーママ本人は19〜20時まで残業してます。
お菓子を食べながら残業している実家が太いワーママを横目に、わたしは定時ダッシュ!
それってどうなの〜?親に頼り切り?
仕事と子どもどっちが大事なの?
うそです!
ただただ、うらやまし〜〜!
ひがみも出ちゃうよね
共働き子育てをなんとか乗り切っている、わが家のケース紹介
わが家はおたがい実家が遠方で、親の助けはありません。
そこで夫婦で協力しあえる体制を整えて、なんとか共働き子育てを乗り切ってます。
わが家のケースを紹介するね!
わが家の環境・事情
2人目の育休から復帰したときの、わが家の環境はこんな感じです。
- 実家・義実家ともに遠方
- フルタイム共働き
- 夫婦ともに定時帰り
- 通勤時間は、妻45分、夫30分
- 保育園は車で5分
- 育休復帰時の子どもの年齢は1歳と2歳
(2022年4月現在は2歳と4歳)
これを読んで、こんなふうに思いませんでしたか?
夫婦ともに定時帰り?
通勤時間短かっ!
大人ふたりいればそりゃ子育てもできるわ。
そうなんです!
実家に頼らずに共働きで子育てしていくには、環境を整えることがめちゃくちゃ大事です!(2回目)
夫婦2人とも定時帰りでも、復帰したころは子どもに手がかかって大変でした。
今もですが …
1歳の息子はまだひとりで立っちできず、抱っこ必須。
2歳の娘も赤ちゃん返りで自分では歩こうとせず、かならず抱っこでした。
当時は保育園の送迎、食事の補助、おふろもかなり大変で、大人が2人いないとムリ!って感じでしたね💦
もしワンオペだったら発狂してた。
その後、夫が会社を辞めて専業主夫になった時期もありました。
共働きで子育てするためにやったこと
実家に頼れないわが家がどう共働きしながら子育てをしていくか。
夫婦でたくさん話し合いました。
夫婦お互いが協力し合うために、実際にやったことは次の3つ。
- 夫の会社の近くに引っ越し
- ワンオペを断固拒否
- 夫婦ともに部署異動
無理してがんばっていては、幸せを感じられないと思い、
共働き子育てを無理なく継続できる環境を整えました。
夫の会社の近くに引っ越し
妊娠中に夫の勤務先の近くに引っ越しました。
夫婦で協力しあうためには、夫にできるだけ早く帰宅してもらわなければ!という考えからです。
都市部のきれいなマンションに住みたいという理想をぐっとガマンし、通勤時間と周辺環境重視で、築20年の古いマンションに引っ越しました。
結果大正解。
夫の通勤時間が短いので、保育園のお迎えにも行ってもらいやすいです。
いつか都市部に住みたい♡
ワンオペを断固拒否
育休復帰前、働き方について夫婦で話し合ったとき、ワンオペは絶対にやらないと主張しました。
当時の夫は、帰宅するのが毎日20時半〜21時。
子どもが寝たあとに帰ってきます。
夫は、当然のようにわたしが時短勤務すると思っていたようで…
それって、わたしにワンオペしろってこと?
わたしはフルタイムで働く!
ワンオペはおかしいよね?
ワンオペはわたしのキャパを超えてる。
家庭が崩壊して誰も幸せにならない!
・・・・・
はっきり言っちゃいました(笑)
夫婦ともに部署移動
夫は異動希望をだし、残業必須の営業職から残業なしの内勤へキャリアダウン。
わたしがワンオペを拒否したので💦
夫は出世欲が高い人ですが、もともと今の会社に長く勤めるつもりはなかったので決断できたみたいです。
夫のキャリアダウンについては、わたしの中で葛藤もありました。
「夫の仕事を支えるのが良き妻」という理想の妻像も持っていたので。
「キャリアダウンさせるなんて、わたしってサゲマンなの?」
「わたしはわがまま?他のワーママはワンオペでもがんばってるのに…」
でもその価値観がワンオペを産み、ワーママを苦しめてると思うんです。
子どもが産まれ、今までのように働けないのは「親である以上、お互いさま」と考えるようにしました。
一方でわたしは、夫の会社の近くに引っ越したことで通勤時間が1時間30分に。
そこでマンションからいちばん近い営業所に異動希望を出しました。
職場復帰と同時に異動が叶い、通勤時間が45分になりました。
もちろんわたしも提示ダッシュ!
今はキャリアアップよりも夫婦で協力し合うことが大事と考え、このような形になりました。
夫もわたしも、キャリアを捨てたわけではありません。
スキルアップの勉強は今でも続けています。
まとめ 共働き子育てはママひとりじゃ無理!夫婦で乗り越えよう
実家に頼れないわが家の、共働き子育てを乗り切るやり方を紹介しました。
ここまで読んで、こんなふうに思った人もいるかもしれません。
「旦那が優しいからキャリアダウンしてくれたんでしょ?うちの夫は絶対ムリ!」
「わたしには異動できそうな部署がない」
「わたしのほうが収入が低いから、ワンオペでやるしかない」
わたしたち夫婦は、自分たちが持っている選択肢の中でいちばんいいと思える方法を選びました。
これはそれぞれの家庭の事情によって変わります。
自分たちにとってベストな方法を模索することが大切!
そして、夫より収入が低いからって、無理なワンオペを受け入れる必要はないと思います。
まだまだ女性のほうが収入が低い傾向にありますが、だからといってラクな仕事をしているわけではありませんよね。
収入って性別や業界・業種で全然変わってくるじゃないですか。
たとえ時短勤務だとしても、ワンオペはきつい。
収入が低いというだけで、当然のように女性がワンオペする羽目になるのは、なんか理不尽に感じます。
あなたの体とメンタルのためにも、できないことや無理なことははっきりそう伝えて、
新しい家族のかたちを探していくことが大事なのではないかと思います。
【おまけ】男性にも考えてみてほしい
もしこの記事を読んでいるあなたが男性だとして、次のことに当てはまっていませんか?
- 帰宅が20時以降
- 保育園の送迎は妻がやっている
- 子どもの発熱時は妻が仕事を休んでいる
- 家事育児は妻が7割以上やっている
- 妻がいつも疲れている、イライラしている
わかりますよ。
あなたも会社で重要な責任を担っていますよね。
子育て期の男性は、年齢的に重要な仕事を任される時期であることは間違いないです。
女性のほうが育児による仕事の調整は受け入れてもらいやすいので、妻に育児の比重が大きくなるのはしかたのないこと…。
ですが、ちょっと考えてみてほしい。
4つ口のガスコンロを想像してください。
1つ目のコンロはあなたの家族、2つ目は友人。3つ目は健康で、4つ目は仕事。
成功するためにはそのうち1つの火を消さなければならない。
そして、もっと成功するためには2つの火を消さなければならない。
グレッグ・マキューン著『エッセンシャル思考』の一部を要約
かなり難しい問題ですよね。。。
何かを選ぶことは、何かを捨てること(トレードオフ)です。
上の例はわりと極端ですが、これは日常のささいなことにも当てはまると思うんです。
例えばあなたが仕事、残業、飲み会を選んでいるとき、何を捨てているのか考えてほしい!
あなたの奥さん、心身ともにボロボロになるよ…!
「より少なく、しかしより良く」という『エッセンシャル思考』は、忙しすぎる共働き夫婦にめちゃくちゃ刺さります…!