子育て中で残業ができないのに仕事がおわらない!
効率的な仕事のやりかたが知りたいよ〜!
- マルチタスクを効率的におこなうコツ
- マルチタスクの集中力を高めるコツ
ワーママは以前と同じように働くことは難しいですよね。
- 時短勤務
- 残業ができない
- 保育園からの急な呼び出し
などの理由により、短時間でたくさんの業務をこなさないと仕事が終わりません。
もしあなたが定時までに仕事をおわらせることができていないなら、効率のよいマルチタスク業務のコツがわかっていないのかもしれません。
わたしは損害保険会社で自動車事故の示談交渉業務、保険金の支払業務を行っています。
常時60〜70件の事故を担当する、超マルチタスク業務。
その合間にチームマネジメント、後輩指導、新人教育なども行っています。
同僚よりも多くの仕事を任せてもらっていますが、残業は極力しません!
マルチタスク業務歴16年のわたしが、効率的なマルチタスクのコツを紹介します。
マルチタスクとシングルタスク
タスクにはマルチタスクとシングルタスクがあります。
それぞれどんな特徴があるのか、メリット・デメリットは何かを見ていきましょう。
マルチタスク
マルチタスクとは、複数のタスク(作業・業務)を同時並行で行うことです。
タスクの切り替え時に、必要な情報を思い出すという時間のロスが発生します。
この時間のロスが生産性を下げる原因になってしまいます。
マルチタスクのメリット
マルチタスクのデメリット
たくさんのタスクを同時進行で進めることができる反面、ひとつひとつのタスクの効率が下がり、完成度が低くなってしまうのがネックです。
シングルタスク
シングルタスクとは、ひとつのタスクのみ行うこと。
タスクが完了するまで次のタスクには取り掛かりません。
企画を立てたり文章を書いたり、「思考系」の仕事に向いています。
シングルタスクのメリット
シングルタスクのデメリット
シングルタスクのほうが集中でき、生産性を高めることができます。
しかし一定の条件下では効率が悪くなるという弱点も。
マルチタスクを効率的におこなうためのポイント3つ
近年はマルチタスクよりもシングルタスクのほうが生産性が高まる、効率がよくなると言われています。
でも仕事の性質によって、どうしてもマルチタスクをこなさなければならない場面もありますよね。
どうしたら効率よくマルチタスクをこなせるのか、説明していくよ!
ポイントは3つ。
- 優先度の高いタスクから取りかかる
- 残り工程の少ないタスクから片付ける
- かんたんなタスクはまとめて行う
順番に説明していきます。
優先度の高いタスクから取りかかる
仕事に優先順位をつけるとよく言われますが、いったいどうやって順位をつければいいのでしょうか?
優先順位を考えるうえでわたしが意識しているのは「信頼」です。
- 顧客対応
- 取引先とのアポ
- クレーム対応
- 期限があるもの
- 遅れると発生する損害が大きくなるもの
こういったことを後回しにして遅らせると、ビジネスにおいて重要な「信頼」が失われます。
会社の仲間、取引先、顧客との人間関係を何年もかけてつちかってきたという人も多いはず。
信頼を失うと、とたんに仕事がしにくくなるんです。
一度失った信頼を取り戻すにはたくさんの時間と労力が必要になります。
信頼を失わないように、早めに取りかかります
スキマ時間を使って、残り工程の少ないタスクから片付ける
短時間で片付けられるものは、さっさと片付けてしまうことが重要!
タスクを少しでも減らすためです。
いくつものタスクを同時進行で進めるのは効率が下がるので、同時に行うタスクをできるだけ少なくすることを意識しましょう。
- 取引先からの折り返し連絡を待っているとき
- 上司の承認が下りるのを待っているとき
こういったちょっとしたスキマ時間に、短時間で完了できるタスクをちょこちょこ挟みましょう。
すぐ終わるものは、後回しにせずさっさと終わらせる!
かんたんなタスクはまとめて行う
複数の業務を抱えている場合でも、それらに共通しているタスク(事務作業、メール返信など)がありますよね。
共通しているタスクをまとめて行う時間を作りましょう。
複数のタスクを「シングルタスク化」してしまうんです。
マルチタスクとシングルタスクのいいとこ取りです
シングルタスクは集中力を高めやすいので、効率よく進めることができます。
マルチタスクの集中力を高める方法
マルチタスクはタスクごとの切り替え時に「必要な情報を思い出す」という時間のロスが発生します。
そのため集中力が上がりにくく、効率を下げてしまう可能性があります。
どうやったらマルチタスクでも集中力を高めることができるのか?
その方法を紹介していきます。
整理整頓
仕事をするスペースに、極力モノを置かないようにします。
モノが多い状態というのは探し物が多くなるということ。
「探す」という手間が招く!
- 時間のムダ
- 集中力の低下
- ストレス
・デスクの上が散らかっている人
・たくさんの書類を置いている人
ほぼ仕事が遅いです〜
わたしはデスクの上には極力モノを置かないようにしています。
- 飲み物
- 携帯
- ボールペン1本
- ふせん
- そのときに取り掛かっている仕事の書類
これらのみ。
「出したら片付ける」を徹底しましょう。
慣れた仕事から取りかかる
朝の始業開始直後、昼休憩のあとの業務開始直後は、比較的カンタンな仕事からとりかかりましょう。
あまり考えずにできる慣れた仕事からとりかかり、集中力のエンジンをかけます。
- あまり深く考えなくてもできること
- カンタンにできること
- 単純な事務作業
これらを業務開始に5〜10分程度行い、集中状態に持っていきます。
自分が集中状態に入ってから難易度の高いタスクに取りかかるようにすると、うまくいきやすいです。
お腹いっぱいになるまで食べない
仕事をするときは、食事を腹6〜7分目で抑えておきましょう。
おなかいっぱい食べるデメリット
食べたものを消化することにエネルギーが使われるため、脳に回る血液が減ってしまうんだとか。
また、お腹いっぱいになると脳内でセロトニンという物質が分泌されます。
セロトニンは睡眠導入のときに分泌されるメラトニンという物質を出す働きがあるんです。
だから昼食をたくさん食べたあとは眠くなっちゃうんだね
まとめ マルチタスクを効率よく行うと仕事がはかどる
マルチタスクをできる限り効率よく行う方法を紹介しました。
ワーママは残業ができなかったり、保育園からの急な呼び出しがあったりで、どうしても仕事が滞りやすいんですよね。
でも仕事は仕事!
限られた時間の中でたくさんの仕事をこなすにはどうしたらいいかを常に考えていきませんか。
定時ダッシュしたいワーママには鍋さんの記事も参考になりますよ。
マルチタスクを効率よく行い、業務時間内の生産性を高めることができれば、ワーママでも職場で一目置かれる存在になれます!
少しでも参考になればうれしいです。